ベッドルームのインテリアコーディネート術
毎日寝起きするベッドルームのインテリアコーディネート。ぜひすっきりと整えて心地よい空間で寝起きしたいものですよね。そこで、簡単にベッドルームのインテリアコーディネート術を紹介しましょう。
●ベッドの位置について●
まず、何といってもベッドルームなので、大切なのはベッドの位置。これはもちろんのことですが、入口のドア付近にベッドの頭を持ってくると危険ですね。うとうと寝ているうちに家族がドアを開けたとき、ごつんと頭をぶつけてしまう、なんてことにもなりかねません。これは極端な話ですが（笑）。
また、ベッドの近くに家具を置いておくと、寝ぼけた状態で足や腰などをぶつけてしまう恐れがあるので、ベッドの周りはなるべく広々とさせておきましょう。机などもなるべくベッドとは距離を離した方がよいですね。広めのベッドルームだと、ついついテーブルや棚、ランプ置きなどなど、家具を大量に設置してしまいがちですが、これは非常に危険。必要な家具を厳選してなるべく広い状態を保っておいてください。
●窓について●
窓についてはベッドの頭上や横に適度な大きさのものが2つほどあると良いとされています。写真のお部屋は窓がたくさんあって、光をいっぱい採り入れています。とてもさわやかな印象ですね。寝起きに朝日を浴びることで、その日の睡眠の質が上がるので寝起きに朝日を浴びられる位置に設置しておくといいかもしれません。また夏なども窓を開けておけば、心地よい風も入ってきます。クーラーばかりに頼ることもなく、自然の涼しい風を体で感じることができるのもいいですね。
●照明について●
照明は睡眠前にリラックスするためにも間接照明にしておくのがおすすめ。あまり明るすぎない暖色系の明かりで就寝前はリラックスしていきます。同時に心地よい音楽などをかけられるアイテムを用意しておくといいでしょう。また、お部屋用のディフューザーなんかもおすすめです。わたしは好きなアロマの香りを集めて気分にあわせてディフューザーを選んでいます。ラベンダーの香りやシトラスの香りなど、落ち着いた空間の中でリラックスした状態で気持ちを落ち着けて心地よい睡眠に入れます。
●カラーリングについて●
部屋のカラーリングはブルー系かグリーン系がベスト。ブルー系には精神を安定させて睡眠を促す効果があります。まるで水の中にいるような感覚で眠れるので青系が好きな方は試してみてください。グリーン系にも同じく精神安定効果があり、気分をリフレッシュさせて睡眠を妨げるストレスを緩和します。他にも心身をおだやかにするベージュ系が人気となっているので、好みに合わせて選択しましょう。
●小物について●
小物については適度に観葉植物などを。ただ先ほども言ったようにゴチャっとさせないよう注意しましょう。わたしの寝室には小さなテーブルと、スタンド照明を置いています。テーブルには読みかけの小説や雑誌などが置いてあります。眠れないとき、少し読書してから眠りにつくのです。
ちなみに、最近は和室にベッドを置くというインテリアコーディーネートも普通になってきています。シーツやクッションなどの色にこだわることで、まるでホテルの1室のような空間を演出することができるので、和室の方も諦めず、おしゃれな空間づくりを目指しましょう。